寄附のお願い


寄附によるAPRIM2023の開催支援のお願い

APRIM とは?

アジア太平洋地域の天文学に関する国際会議 (Asia-Pacific Regional IAU Meeting:APRIM)とは、 国際天文学連合(IAU)が主催する最大規模の地域会議のひとつです。IAUが主催する地域会議は、地域ごとに天文学関連の広範な分野を総合的に議論し、研究交流を促すための国際会議で、APRIMの他にMEARIM: Middle-East and Africa Regional IAU Meeting、およびLARIM: Latin American Regional IAU Meetingがあります。 APRIMは毎回、500~1000名の参加があり、天文学の総合的な国際会議としてはIAU総会に次ぐ規模となっています。

過去の開催状況

APRIMは、1978年に第1回目となる会議をニュージーランドで開催し、以後、3年おきにインドネシア、中国、オーストラリア、韓国、タイ、台湾などのアジア太平洋地域の国々を巡回しつつ、回を重ねてきました。日本での初開催は1984年に京都で開かれた第3回で、2002年には第8回を東京で開催しました。2020年に第14回がオーストラリア・パースで開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響により中止になりました。

日本開催に至った経緯と意義

日本は、国際天文学連合の創立に関わった7ヶ国の一つであり、天文学では100年以上の長い歴史を持っています。とりわけ天文学が宇宙物理学に発展する時期には、日本天文学会会員でもあった小柴昌俊博士、梶田隆章博士などのノーベル賞受賞者を輩出し、世界でも欧米に比肩する天文学・宇宙物理学研究の中心地となっています。天文学においても、アメリカ・ハワイのマウナケアの頂上に設置した大型光学赤外線望遠鏡すばるや、欧米と共同でチリの標高5千mの高地に設置した電波望遠鏡アルマなどの最新鋭観測装置によって世界をリード、はやぶさ探査機に代表される惑星探査でも大きな成果を上げてきました。

日本でのAPRIMの開催は2002年以降なかったこともあり、こうした最新成果について共有する国際会議を日本で開催すべきであるという声も高まり、2019年からIAUの国内窓口である日本学術会議物理学委員会IAU分科会が中心となって招致の検討を進めました。そして東日本大震災からの復興支援の観点等から、開催地を福島県とすることを決め、日本天文学会をはじめとする国内の天文学関連団体、会津大学、郡山市の日本大学工学部等の支援のもとに招致活動を続け、2020年の第15回のオーストラリア・パースでのAPRIM2020で次回の開催地に立候補をすることを決定しました。2021年4月に開かれたコンペティションの審査の結果、他の候補地を抑え、日本(福島県郡山市)招致を勝ち取ることができ、同年5月26日に正式にIAU分科会で公表に至りました。

2023年福島県郡山市でのAPRIM開催は、日本の天文学の研究力の高さと、復興日本を世界へ発信する絶好の機会となるでしょう。

寄附によるご支援のお願い

福島県郡山市で開催のAPRIM2023には国内外から500名以上の天文学者が集結、「日本の天文学の成果を広く世界に発信」することに加え、「東日本大震災被災地の復興を強くアピールする機会」、 「被災地への訪問者数の増加のきっかけ」を目的とします。

皆様からの寄附金はAPRIM2023開催経費の中でも重要な開発途上国や若手研究者の参加支援のための旅費支援等の会議運営費に使わせていただきます。

各国から若手研究者がより多く来日することで、日本・福島の良さを知ってもらうと同時に、研究交流により次世代の天文学の研究者育成や国際協力の加速を目指します。

ご寄附の特典

個人様の氏名や法人様の名称を本ホームページに掲載することや、法人様のロゴマークを開催会場内に掲載することを調整しております。掲載の承諾手続き等の詳細は追ってご案内いたします。

なお、寄附額に応じて国立天文台より特典をお送りしております。詳しいことは天文学振興基金のホームページにご案内があります。詳しくは「❏ ご寄附の方法」のリンク先をご参照ください。

寄附していただくと、個人様、法人様共に寄附控除の対象となります。

スポンサーとしての支援(Sponsorship)

スポンサーとしての支援もお待ちしております。スポンサーは、額が定額(50万円、100万円、200万円)で、出展ブースなど額に応じた特典がございます。詳しくは、「出展と協賛」のページをごらんください。

なお出展(Exhibition)はご寄附ではなく、会議開催期間中に展示ブースのスペースをご購入いただくプランです。詳しくは、「出展を検討中の皆様へ」のページをごらんください。

ご寄附の方法

自然科学研究機構国立天文台の天文学振興募金の銀行振り込み制度により、ご寄附をお申し込みをいただけます。申込書の提出は、天文学振興基金事務局へ郵送、もしくは下のメールアドレスへメール添付にてお送りいただだけますよう、よろしくお願いいたします。

送付先メールアドレス:naojbokin(ここに@をいれてください)nao.ac.jp

個人様のお申し込みについて

天文学振興募金(個人様)
※ご記入例(クリックすると拡大表示)

法人様のお申し込みについて

天文学振興募金(法人様)
※ご記入例(クリックすると拡大表示)

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